コラム 羽アリ

2月、沖縄はヤマトシロアリの羽アリ(有翅虫)が飛び立ちます。

最近のコメント

    2月は「ヤマトシロアリ」の有翅虫(羽アリ)が飛び立ちます

    ヤマトシロアリ羽アリ(有翅虫)

    ヤマトシロアリ羽アリ(有翅虫)

    ヤマトシロアリ有翅虫のツガイ

    ヤマトシロアリ有翅虫のツガイ

    沖縄においては、2月に「ヤマトシロアリ」の羽アリが飛び立ちます。
    「ヤマトシロアリ」の有翅虫は、「イエシロアリ」の有翅虫とは違い、日中、湿度と気温が高く風が穏やかな時間に一気に飛び立ちます。
    ヤマトシロアリの有翅虫は、イエシロアリの有翅虫に比べ、少し小さく、体が黒っぽく写真のように首の下辺りにオレンジ色の帯があります。

    地面に落ちた有翅虫は羽を落として、オス・メスがツガイとなり、巣造りをするに絶好の環境の場所に落ち着き、このオス・メスが王アリ、女王アリとなり、巣を作り始めます。もし、湿度(雨が降ったあとなど)が高く、気温が20度以上になった風の穏やかな午後、一気に羽根虫が飛び出すことがあれは、それはヤマトシロアリの羽アリの群飛の可能性があります。

    ちなみに「イエシロアリ」は5月頃、湿度の高い夜に飛び立ちます。

    シロアリ羽アリ

    沖縄のイエシロアリの羽アリ

    イエシロアリの有翅虫は、ヤマトシロアリの有翅虫より少々大柄で、色は茶色っぽく肉付きもよく、少々グロテスクに見えます。
    こちらは、5月の湿度が高く風の穏やかな夜、蛍光灯などに群がります。
    ヤマトシロアリの群飛とは比べものに為らないほど、とにかくド派手に飛び出します。

    -コラム, 羽アリ